和歌山県で行われているイルカの追い込み漁が原因で、

日本動物園水族館協会がWAZA（世界動物園水族館協会）から

除名勧告を受けた事が話題になっています。



日本動物園水族館協会は今後、和歌山県で行われている追い込み漁を

禁止する事を決定したようです！

なぜこのような事になったのか色々調べてみました！


イルカ追い込み漁とは？

イルカの追い込み漁は特別な道具を使うわけではないため、

過去の遺物などが無く、いつから行われているかは不明ですが、

縄文時代から行われていた可能性が指摘されています。

日本では現在和歌山県太地町の太地いさな組合によってのみ行われています。

イルカの追い込み漁は動画がありますが、観る際には注意して下さい



追い込み漁は水族館用と食肉用の両方を兼ねており、

水族館用では一頭30万円、食肉市場では一頭5万円で取引されています。

なぜこんな大問題になったのか？

5年前に公開された映画『ザ・コーヴ』ではイルカの追い込み漁批判をテーマに

アカデミー賞を受賞し、世界的にこの追い込み漁が知られる事になりました。




その後、アメリカの女優やケネディ駐日大使が公に反対を表明するなど

数多くの大物有名人が反対してきた事で遂にWAZAも動いたようですね。

なぜ追い込み漁は認められないのか？

欧米ではイルカは神聖な生き物とされ、

日本以外にイルカショーをやっている国はありません。

アメリカで有名なのはシャチのショーです。

こういった文化の違いからイルカを飼うという感覚がまず違うようです。

追い込み漁禁止でどうなるのか？

日本の水族館で飼育されているイルカはほとんどが

この追い込み漁で捕獲されたイルカとの事ですから、

今後水族館ではイルカが見れなくなる可能性があるという事です。

イルカを捕獲できないため、繁殖に力を入れるとのことですが、

経済的にも難しい面があり、現実的ではないようです！